第40回京都教育懇話会例会は、2017年3月29日(水)18:30より、
<日本の未来と人づくり>異論・卓見、私の次世代教育論~混迷の時代を読み解くカギは歴史・文化の力~、と題し、井上 章一氏(国際日本文化研究センター教授)をお招きし、立命館朱雀キャンパス203教室にて開催いたしました。
藤田裕之京都市副市長の挨拶のあと、井上氏の講演が行われました。
最初は身近なことを話題にしながら、ふと気付けばグローバルの話に展開されており、
会場の皆さんは井上ワールドにどんどんと引き込まれていきました。1つの物事に対して、まわりからの情報を鵜呑みにするのではなく、疑問に感じたことは調べ、自分の価値観で判断される井上氏のお話に、今の社会の課題を提示されたように感じました。
講演は、井上氏のありとあらゆる引き出しから言葉が発せられ、笑い声の絶えないあっという間の1時間30分となりました。
参加者からは、「グローバルな視点、これから世界を舞台に活躍する若い人たちにもぜひ聞いてほしいと思いました」「豊富な経験に基づいた楽しいお話ありがとうございました」「「興味本位」の大切さがよくわかりました。」「味わいのある話し方は魅力的で聴き入りました、ありがとうございました」「常識にとらわれずに物ごとをとらえることの大切さを知りました」などという感想が寄せられました。
今回の講演には教職員、社会人や学生など合わせて約100名にご参加いただきました。ありがとうございました。
当日の様子は、3月31日付け、毎日新聞(朝刊)26面に掲載されました。