<日本の未来と人づくり>
私の芸術文化立国論 +
~いま目指す新しい大学~

皆さん、「芸術文化観光専門職大学」という名の大学をご存知ですか。芸術文化と観光の両分野に精通した人材を育てる全国初の公立大学で、キャンパスは兵庫県豊岡市にあり、開学は2021年4月。学長は、今回、春の例会講師に招請した劇作家・演出家の平田オリザ氏です。平田学長は開学以前から自ら主宰する劇団ごと東京から移住、いち早く豊岡を活動拠点とし、今では豊岡は「演劇のまち」として国際的にも注目されています。平田式演劇教育は全国の学校現場に裾野を広げ、今またロボット演劇が新たな革新の風を巻き起こしています。芸術文化政策のバイブルと評価された平田学長の「芸術立国論」が出版されてはや22年余に。そこで春の例会では上記テーマを主題に開催し、私たちが目指すべき芸術文化立国日本とはどういう国、社会なのか、いまなぜ芸術文化と観光に強い人材育成が急務かーー平田学長の「異論卓見」、実践持論にじっくり耳を傾けたいと思います。陽春の夕べ、奮ってご参加下さい。

開催日時

2023年4月24日(月)18:00~20:00 (予定)
後日YouTubeで配信予定

会 場

立命館朱雀キャンパス 5階 大講義室

京都市中京区西ノ京朱雀町1番地
<アクセス>
JR・京都市地下鉄「二条駅」徒歩約2分/ 京都市バス・JRバス「千本三条・朱雀立命館前」下車すぐ

講 師

平田 オリザ 氏
劇作家・演出家・劇団青年団主宰。芸術文化観光専門職大学学長。こまばアゴラ劇場、江原河畔劇場芸術総監督。1995 年『東京ノート』で第39 回岸田國士戯曲賞受賞。2006 年モンブラン国際文化賞受賞。2011 年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。2019 年『日本文学盛衰史』で第22 回鶴屋南北戯曲賞受賞。著書『わかりあえないことから』『演劇入門』(講談社現代新書)『名著入門 日本近代文学50選』(NHK出版)『ともに生きるための演劇』(NHK出版)など、

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