<日本の未来と人づくり>
情報過多社会の今・未来 ~メディアの視点で読み解く~

AI・デジタル革命の進展に伴い、私たちの暮らしに身近な情報の世界が劇的に変化しています。今ではスマホ一つで誰でも即座に世界中のニュースや得たい情報がゲットできる便利な時代。その反面、ネット社会の渦中でフェイクニュースや偽動画の横行、交流サイトの悪用、「フィルターバブル」問題など情報過多から派生する弊害も深刻化する一方です。令和新時代の日本は国内外に様々な難題、課題を抱えており、こうした情報化社会の功罪を正しく見極め、その活用能力を高める「情報リテラシー教育」の学びは世代を問わず極めて重要な今日的課題と考えます。そこで春の例会では長年新聞・TVなどのメディアでご活躍の読売新聞特別編集委員橋本五郎氏をゲストに招き、上記テーマで開催します。橋本氏には情報過多時代を読み解くカギとは何か、一億総スマホ依存症ともいえる社会的風潮や新聞・TV離れの現実、メディアの使命、IT企業の責任とは等々、幅広い視点で持論を語って頂き、情報教育論議を深める場になればと思います。

講 師

読売新聞特別編集委員 
橋本 五郎 氏

1946年秋田県生まれ。1970年慶應義塾大学法学部政治学科卒業を卒業後、読売新聞社入社。75年に本社社会部、76年より政治部、論説委員、政治部長・編集局次長を歴任。99年からは日本テレビ系列「ジパングあさ6」「ズームイン!!朝」でニュース解説を担当。2006年より現職。読売テレビ「ウェークアップ」、「情報ライブ ミヤネ屋」にレギュラー出演。2014年度日本記者クラブ賞受賞。主な著書に、「新聞の力」改訂版(労働調査会) 「虚心に読む」(藤原書店)『宿命に生き運命に挑む』(藤原書店)『官房長官と幹事長』(青春新書インテリジェンス)『心に響く51の言葉』(中央公論新社)『総理の覚悟』、『総理の器量』(中公新書ラクレ)、『「二回半」読む』『範は歴史にあり』(藤原書店)他

開催日時

2024年3月28日(木)18:00~20:00

会 場

京都市男女共同参画センター ウイングス京都 イベントホール
(京都市中京区東洞院通六角下る)

参加申込

参加無料・事前申込制(先着順) 定員200名

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