第36回京都教育懇話会例会は、2016年3月22日(火)18:00より、<日本の未来と人づくり>~女性活躍社会、新たな人材像~と題し、

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平林 幸子氏

平林 幸子氏(京都中央信用金庫副理事長)をお招きし、立命館朱雀キャンパス多目的室にて開催いたしました。

全体の司会は加藤真沙子氏(京都市立洛陽工業高等学校講師・京都教育懇話会運営委員)が務めました。

 

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藤田 裕之氏

藤田裕之氏(京都市副市長)の開会挨拶のあと、平林氏の講演が行われました。平林氏の実体験をもとにした内容も含めた講演が行われ、会場の皆さまは熱心に聞き入っておられました。

その後の質疑応答では「今の学生の良いところ、そうでないところはそれぞれどんな点だ思うか」という質問に対し、平林氏からは「ものおじせず素直なところはよい。しかし型にはまっていたり人と違うことを言ったりしたりするのは苦手のように思う。人生には多様な選択があるということを知ってほしい」。また、「どうすれば熱心に取り組む力をはぐくむことが出来るか」という学生の質問には、「根気が大事。根気をつけるには修練が必要。その中で熱い思いがでてくるのでは」など、活発な質疑応答が行われました。

柿野 欽吾氏

最後に、柿野欽吾氏(京都産業大学理事長)の閉会挨拶で講演は大盛況のうちに終了いたしました。

参加者からは、「京都への熱い思いとともに、企業人としての人材育成の温かいまなざしをうかがい知れ、大変勉強になった」「お話にドンドン引き込まれた。今に通ずるヒントをいただいた」「会社で女性活躍推進を進めていく上で参考にさせていただきたい」「軽妙な語り口調でどんどんと話しにのめりこむ中で、節々にドキッとさせられる気付きをいただいた」「京都検定の勉強をしようと思った」「女性として尊敬できる方。自分ももっと頑張らないとと強く思った」などという感想が寄せられました。

今回の講演には教職員、社会人や学生など合わせて約75名にご参加いただきました。ありがとうございました。

質疑応答の様子